君+私−半年=恋の時間
そして、いよいよ体育祭当日
後輩や友達と色々話をしたり
競技に参加したりと大変だった。
実は、木曜日に倉沢君のメアドを
聞いていて、それ以来メールでは
毎日話をしているのに学校では
話さない感じになってしまった。
メアドを聞くのにも大変だった。
もともと人見知りの私は倉沢君の
教室に行く前から藍那に
「(倉沢君の)教室に行きたくない〜
話せない。無理!絶対に無理!」
と言っていたからだ。
いざ、倉沢君の前に言っても
ドキドキし過ぎて話すのに時間が
かかった。
「あ、あの…倉沢君!
遊ぶことについて連絡とりたいから
メアド教えて?」
「あ、いいですよ。
あとで、黒田先輩に聞いてください。」
「あ、うん。わかったよ。」
こんな会話だ。
そして、1週間前に黒田にメールで
『ずっと、前から君が好きだったんだ。
付き合って!お願い。
もう、俺がお前を守るから。』
と言われてたばかりで告白の返事を言っていなかった。
そして、黒田がずっと私を見ていたのは
好きだったからだと藍那に説明された。
メールで黒田に倉沢君のメアドを聞き
告白は体育祭の日に言うと送り
倉沢君とメールをしてた。
金曜日に京介が遊びに行けないと言ってたらしくどうしようかと話していて
倉沢君も他の男子を誘っても
皆もう予定が入ってたらしく
3人で遊ぶことになった。
体育祭は無事白組が勝ち
黒田の告白にも断って帰ろうとしたら
黒田が
「俺は諦めないから。
あと、お前好きなやついるでしょ」
と言ってきたので
「いるよ。だから付き合えなかった。」
と言ってダッシュで逃げた。