crazy story
そう。

そうだ。

ここまで、あの本と同じだ。

朝起きて、誰もいなくて

警察署にいる人に声をかけ

肩を掴んだら首が取れる。

そして、自動販売機の付近で落ち着き・・

今の行動も全てあの本と同じ。

同じなんだ。

「ねぇ、美沙・・」

「もしかしたら、楓の思う通りかもしれない」

そう言うと、楓の顔の血の気が引いていった。

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