新撰組と狼君

目を開けるとあいつがいた……





「銀斗〈ギント〉様、こんなところで寝てしまってはお風邪を引かれます。屋敷に戻りましょう」





「……チッ……わかったからそのキメェ面何とかしろ」




「おや?そんなに気持ち悪いですか?」




「テメェは無表情が一番マシなんだよ」




俺は立ち上がり奴を睨み付ける




「では戻りましょう」





奴は近くに停めてある黒塗りの車のドアを開ける




俺はそれに乗る





奴がドアを閉め運転席に座る




車のエンジンがなり走り出した








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