意地悪くんの恋愛事情
美人でたまに毒を吐くけど頼りになるお姉さん的存在。
私はのんちゃんと同じ高校に行きたいが為に
このバカな頭で倒れてまで必死に勉強して奇跡的に合格したのだ。
のんちゃんと一緒の高校生活なんて楽しみ二倍だね♪
なーんてニヤニヤしてると
「愛理、さっきからニヤけすぎて気持ち悪い。」
「しょうがないじゃん。楽しみなんだから!」
「どうせ愛理の事なんだから昨日寝れなかったでしょ?」
「あ、バレた?」
わざとらしくエヘっと笑うとやれやれっとまた呆れられた。
こうして他愛な話をして学校に向かうこと15分…
「ついたー!!!」
真っ正面には大きな校舎が目にうつり興奮MAX!!!
1人興奮ぎみでキャーキャー騒いでると
のんちゃんは見向きもせずスタスタと先に行ってしまった。
「あっ、ちょっと待ってってよ!!」
1人取り残された私は急いでのんちゃんがいる掲示板へ向かった。