ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
そんな言葉を、目をギュッと細めながら言って、煌はあたしのほっぺにキスを落とした。


「ここが俺の部屋だったら、よかったのに」


「……え?」


「だって、俺の理性、もう限界だし?」


「えぇっ!?」


「心優、覚悟しとけ。
今度は“優しい”とか、言わせねぇから」


そんな言葉をあたしに落として……。


「……っ。
こ……ぅ……」


煌はあたしにキスをした。

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