ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
そんな煌の腕を、もう一度引っ張る。


「あ……。
あたし、のど……。
乾いちゃった……」


すると、煌は……。


「のどが渇くほど、ドキドキして。
心拍数が、あ~んなに上がるほどのキスって……。
な~んか、やらしいよな」


そう言って、ふわりとあたしの体を抱きしめた。


「……っ!?」


「俺も……。
思い出したら、したくなった。
もっかい、しとくか?」


「――――!!!!!!!!!!」
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