ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
ベンチに腰掛ける愛斗くんのそばにいくと……。
「橘さんなら、ひとりでジェットコースター」
愛斗くんはニコッと笑って、後ろの方向を指さした。
そして、ベンチに座ったまま横にずれ、あたしのために場所をあけてくれた。
「あ……。
ありがとう……」
本当は……。
すぐにでも煌の元に行かなくちゃ、さっきの場所に戻らなくちゃと思うのだけど……。
あたしは、愛斗くんの隣に、ストンと座った。
「橘さんなら、ひとりでジェットコースター」
愛斗くんはニコッと笑って、後ろの方向を指さした。
そして、ベンチに座ったまま横にずれ、あたしのために場所をあけてくれた。
「あ……。
ありがとう……」
本当は……。
すぐにでも煌の元に行かなくちゃ、さっきの場所に戻らなくちゃと思うのだけど……。
あたしは、愛斗くんの隣に、ストンと座った。