ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
枕元に置かれた包みが目に入った。


「そういえば……。
煌から……って……。
いったい……なんだろ……」


首をかしげながら、あたしはそれを手にとった。


「プレゼントなら、さっきくれればよかったのに?」


そんな疑問を口にしながら、包みをほどき、中の箱を開けてみると……。


「あっ……。
これ……」


中に入っていたのは……新しいケータイ電話。

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