ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
そう思って、キョロキョロしていると……。


「ねぇねぇ。
か~のじょっ♪」


間延びした声とともに、肩をポンポンっと叩かれた。


「ひゃっ」


……誰!?


反射的に、かばんを胸に抱きしめる。


すると、今度は……。


「オレ達と遊ぼうよ♪」


さっきとは、反対側の肩を叩かれた。
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