ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
「そうなんだ……」


「それに、ほら……」


五十嵐くんは、2階の壁にかけられた……というか、落ちる寸前みたいな案内図を指さした。


「5階で、病院と学校がつながってる!!
俺が来たときは、つながってなかったんだよなぁ。
つか、ヤベェ!!
これ、面白そうじゃん!!」


五十嵐くんは、テンションのあがったような声をだした。


けど……。
< 36 / 616 >

この作品をシェア

pagetop