ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
「……ね?
無理……でしょ?」


床にぺたっと手をついて……のんちゃんの顔を見つめるあたし。


そんなあたしの前、のんちゃんはクッションを横に置いた。


そして……あたしの頬に両手をあてて、包み込むような笑顔で言った。


「みーゆ。
信じられないかもしれないけど。
全部、全部、本当だよ?」


「……………」

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