ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
それに、すぐには答えられなくて、あたしはお布団の中……。
五十嵐くんの校章を握りしめた。
「いや……。
あの……。
これは……」
“かずくんのだよ”
そんな言い訳、今さら通用しそうにない。
だから、恐る恐る……あたしは、尋ねた。
「なんで?
なんで、のんちゃん、そんなことを聞くの?」
五十嵐くんの校章を握りしめた。
「いや……。
あの……。
これは……」
“かずくんのだよ”
そんな言い訳、今さら通用しそうにない。
だから、恐る恐る……あたしは、尋ねた。
「なんで?
なんで、のんちゃん、そんなことを聞くの?」