ヤンキー王子とラブレッスン④【完】

「と同時に、ずっと煌みたいになりたいって思ってた」


「……かずくん？」


「そうすれば。
ちゃんと心優のことを守れるから」


そう言って、かずくんは、首を傾けて、切なそうに笑った。


「今まで意地悪ばっかりして、ごめん。
オレ、心優のこと、好きだったんだ」


「……えぇっ!?」


それは、まさに……青天の霹靂。