ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
「やっと、俺の元に、戻ってきた。
すげぇうれしい。
心優、愛してる」


あたしをギュッと抱きしめて。


耳元で囁く、煌の言葉は、めちゃくちゃ甘い。


こんな状態じゃあ……。


いくらあたしでも……拒みようがない。


だから、煌にされるままになっていると……。


――プチッ……。


制服のリボンがはずされた音が聞こえた。


そして、そのまま……。

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