ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
煌は、右手であたしの髪の毛をすくいあげるように持ち……。


それから、ちゅっと……音をたてて、首筋にキスをした。


ななななな……。


なんてところに、キス!!


目を見開いて驚くあたしと。


「俺のものって印が、もひとつ増えた♪」


子供のように喜ぶ煌。


ん、もぉ……。


そんな無邪気な笑顔を見せられたら……。
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