ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
でも、でも、でも……。


いつまでたっても、五十嵐くんは目を開けないし。


こんなところにいるのも、キスをおねだりされてるこの状況も。


ドキドキしすぎて……。


も……限界!!


だから、あたしは、五十嵐くんに近づいて……。


五十嵐くんの腕につかまって、精一杯背伸びした。


でも……。
< 79 / 616 >

この作品をシェア

pagetop