限りなく黒に近いグレー
ある日私の浮気がバレた


私は謝りもせず、ビンタをされても泣かなかった


事ある事にお金を出す私は、心の奥でざまぁみろと思った


浮気をしても心の寂しさが埋まらない事を、私はよく解っていた


それでも私は浮気を繰り返した


店の客がほとんどだったが、合コンで知り合った男もいた


私はボーイと、お金で揉めて店を辞めた


しんちゃんは何も言わなかった


お金も出してくれなかったけど


私は2ヶ月程無職になった


親にお金を借り、家賃を払った


しんちゃんは、

働かないの…

と言う様になってきた

私は腹がたって、


別にお金くれる訳じゃないんだから、ほっといてよ…

私からお金引っ張れなくて、困るから言ってんの…
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