限りなく黒に近いグレー
短い毛すらとても気に入ってしまった


その子には兄弟が居て、店員が見せてくれた

3匹の中でジャックは1番カワイイ顔をしていた


すぐに決めてしまった自分にびっくりしたが、この子の一生を私が背負うと心に決めた


タイミングってあるんだなぁと思った


ずっと飼いたいと思っていた犬を、私はとうとう飼い始める


ウキウキして、早く出張に行かないかなぁと思った程だった


1週間後しんちゃんは出張して行った


見送って、そのまま仔犬を引き取りに行った

手塚治虫の漫画ブラックジャックから、黒い男の子が欲しかった私の夢は叶った


こうしてジャックとの生活が始まった


初めは慣れなくて、大変な事が多かった
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