甘★猫☆




『ゆ、結衣ちゃん!』




『...ま、あとでく・わ・し・く聞くねっ♪じゃあねっ!』




『...。』




私は、しばらくその場に立ち尽くしていた。








カタンッ。




静かに席に着く。




『...お疲れ。』




奏太君が、ニコッと笑ってそう言った。




どきっ




『う...うん///』






昨日の朝の奏太君と比べると、すごく柔らかくなった気がする。




きっと、この姿が本当の奏太君なんだろうな。




なんか、嬉しいな。


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