甘★猫☆
...長い。
ほんとは何かあったんじゃ...。
心配になってくる。
『あぁー疲れた~』
...!!綾菜の声だっ!
『あやなっ!』
『奏太くんっ!?』
綾菜は、目をまんまるにしていた。
遅くまで待っていたことだろうか...それとも
僕が名前を呼ぶ声が大きかったからか...
『どっ、どうしたの!?待っててくれたの?』
『...。』
『帰っててよかったんだよ!?』
『...遅い。』
『...ごめんね。』
『...いいよ。』
『...でも、さみしかったよ。』