ブラックコーヒー
「あれキュロットだもん。パッと見スカートだけどズボンだもん。」

「詐欺じゃん!」

「詐欺じゃないもん!」

「ワンピースのときは?」

「…中にそんな感じのやつ履いてる。」



だってパンツ見えるのとか気にするの面倒臭いんだもん…。



「…ま、その方がパンツ見える心配ないからいっか。」

「…今はその心配があるから言ってるんでしょ。」

「俺はいーの♪」



…意味が分かりません。



「それより、そんな所に立ってないでこっちおいで。」



と、ソファに座る斗真は自分の隣をポンポンと叩いた。
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