ブラックコーヒー
□曖昧なまま
「え、何その煮え切らない感じ。」
と頬杖をつきながら言った杏。
その片手にはお昼のおにぎりがあった。
「好きじゃないって…どういうことよ?」
「どうと言われましても…。」
私はバレンタイン当日の経緯を杏に話した。
詳しいことはまだだったから。
「意味分かんない、ムカつく、うざい。」
「ちょっと、斗真の悪口言わないでよ。」
「だって有り得ない。」
そんなに言わなくてもいいじゃん…。
「そこまでしといて好きかどうか分かんないって何なの?」
「まぁ…確かにそれは思うけど…。」
と頬杖をつきながら言った杏。
その片手にはお昼のおにぎりがあった。
「好きじゃないって…どういうことよ?」
「どうと言われましても…。」
私はバレンタイン当日の経緯を杏に話した。
詳しいことはまだだったから。
「意味分かんない、ムカつく、うざい。」
「ちょっと、斗真の悪口言わないでよ。」
「だって有り得ない。」
そんなに言わなくてもいいじゃん…。
「そこまでしといて好きかどうか分かんないって何なの?」
「まぁ…確かにそれは思うけど…。」