ブラックコーヒー
そんな私の予想は大きく当たり。



「美由里ちゃーんっ♪ 会いたかったぁ!」



と、アルコール飲料がたくさん入った袋を持った一樹さんに抱きつかれた。



「一樹さんっ…苦しっ…。」

「あぁ、ごめんごめん。」



と言いながら私を解放した。



「だってもう2ヶ月以上ぶりじゃん!? 嬉しいじゃん!」

「そうですけど…。」



そんなに会ってなかったのか…。

なんて呑気に考える私に、一樹さんは再び抱きついた。



「ってか、斗真臭くてやだなー。」

「へ!?」



ダッシュでシャワー浴びたから…そんなことはない…はず。
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