ブラックコーヒー
「…ははっ、この年になって高校生の女の子の処女奪うとは思わなかった。」

「あ、あんまり言わないで…!」

「顔赤っ。」

「~~~~っ。」



恥ずかしい…。

そっぽを向くと、首筋に斗真さんの唇が降りてきた。



「っ…!」



初めてなんだもん。
体…震える。

鳥肌やばい…。



「鳥肌やばっ…。」



と苦笑いする斗真さん。



「しかも涙目じゃん…。」

「なんか…止まんなくて…。」

「ははっ、初々しい。」

「い、嫌なわけじゃ…ない、の。」



嫌じゃない…。
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