ブラックコーヒー
「って…うっちー彼氏だったりしない!?」

「しっ、しない!」



慌てて否定した。



「そっか、よかった。」



そう笑った斗真さんは、心底安心したかのようだった。

ねぇ、どういう意味のよかったなの?


いちいち惑わせないでよ。



私たちを繋ぐのはお金だけ。
私たちの関係は援交。

そのはずなのに…何これ。


まるで……好きみたいじゃん。
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