秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~
「馬鹿だなぼくは」
手紙を読んで一人呟いた。
千葉のいなくなったことばかり寂しがって、
どうにもならないことばかり、あれこれ悔やんで、
後ろ向きな考えばかりで情けない。
千葉はちゃんと未来を見ているんだ。
一緒にいることが幸せすぎて、
ちょっと前の気持ちを告げることさえできなかった自分を忘れてた。
僕らはまだ子供で、
自分の思うようにはできないけど、
大人の都合に左右されるけど、
でも、
未来という時間を大人よりいっぱい持ってるんだ。
そうだよな千葉、ぼくたちは自分の夢を形にするんだ。
千葉は、指揮者になる夢。
ぼくは、ピアノでCDを出すことだった。
僕らは音楽で繋がっている。
目指していけばきっとまた交じり合うはず。
そういうことだよね。
ぼくは、携帯電話を開いてボタンを押し始めた。
「もしもし-------------」
手紙を読んで一人呟いた。
千葉のいなくなったことばかり寂しがって、
どうにもならないことばかり、あれこれ悔やんで、
後ろ向きな考えばかりで情けない。
千葉はちゃんと未来を見ているんだ。
一緒にいることが幸せすぎて、
ちょっと前の気持ちを告げることさえできなかった自分を忘れてた。
僕らはまだ子供で、
自分の思うようにはできないけど、
大人の都合に左右されるけど、
でも、
未来という時間を大人よりいっぱい持ってるんだ。
そうだよな千葉、ぼくたちは自分の夢を形にするんだ。
千葉は、指揮者になる夢。
ぼくは、ピアノでCDを出すことだった。
僕らは音楽で繋がっている。
目指していけばきっとまた交じり合うはず。
そういうことだよね。
ぼくは、携帯電話を開いてボタンを押し始めた。
「もしもし-------------」