秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~
見えなくなった絆
「安土さんてさ、好きな人いるの?」
「え?」
「なんか大人っぽいし、年上の人とかと付き合ってそうだよね。?」
「そう見える?」
「あ~やっぱそういう人いるのかあ?」
「ブー!残念、
同じ年だよ。
それも、頼りなくて、
背もあたしより低いし、
心配ばっかりかける人。
でも、誰より素敵な音を作る人。
尊敬してるんだ。」
「わあ、語るねえ!
マジ安土さんてウチらと同じ年???」
「えへへ、ちょいのろけちゃったぁ?」
「う~ん勝手にやってって感じ~」
隣の席の小川さんは、そう言ってケラケラって笑った。
あれから1年半。
あたしは立花音大付属高校の1年生。
夢に向かって着々と…
って残念ながらそういうわけではない。
もう挫折の洗礼受けまくり。
「え?」
「なんか大人っぽいし、年上の人とかと付き合ってそうだよね。?」
「そう見える?」
「あ~やっぱそういう人いるのかあ?」
「ブー!残念、
同じ年だよ。
それも、頼りなくて、
背もあたしより低いし、
心配ばっかりかける人。
でも、誰より素敵な音を作る人。
尊敬してるんだ。」
「わあ、語るねえ!
マジ安土さんてウチらと同じ年???」
「えへへ、ちょいのろけちゃったぁ?」
「う~ん勝手にやってって感じ~」
隣の席の小川さんは、そう言ってケラケラって笑った。
あれから1年半。
あたしは立花音大付属高校の1年生。
夢に向かって着々と…
って残念ながらそういうわけではない。
もう挫折の洗礼受けまくり。