秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~

「そんなのが夢じゃ困るよ。」


「あ、ひで~、真面目に言ってるのに。」



「だって、もう叶ってる。」


「え?なんで?」


「もうとっくに叶っちゃってるじゃない。

 どんな形でもいいんでしょ?

 あたしは、のせっちの弾くピアノが好きだよ。

 っていうか憧れてる。


 のせっちのピアノはちゃんとあたしの心
 
 持ってっちゃってるんだから。

 初めてのせっちのピアノ聞いた時から、

 あたしはのせっちのファンだよ。」


もうホント、ヤバすぎる~、

心臓が壊れるくらい早く大きな音で鳴って、

100度は超えちゃうのじゃないのって思うぐらい体中が熱い。


顔なんかトマト顔負けぐらい真っ赤だと思う。


のせっちが好き。

好きがもっともっと大きくなっていく

そんな感じ。













< 51 / 192 >

この作品をシェア

pagetop