秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~
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画面に映ったたかちゃんの変顔。

「普通の顔してよ、たかちゃん。」

「普通だって。」

『3.2.1チーズ!』

カシャッ

『3.2.1笑って』

カシャッ

『ぴーす』

カシャッ

『落書きターイム』


「うわ、恥ずかしすぎ~取り消してくれ~」


「もう!!ダメだってば。」


あたしのたかちゃんへのお願いは、プリクラを撮ること。


ふたりだけのの思い出が欲しいと思う。


少しでも多くの思い出を持っていきたい。


それが私の願い。


たかちゃんが告白してくれたとき、

ちゃんと返事できなかったくせに

ほんと、勝手だよね。


それでも、照れながら私に付き合ってくれるたかちゃん。


優しい。


いつかたかちゃんが私のこと忘れちゃっても、

私は絶対忘れないから。


「たかちゃん。もう一つお願いがある。」


「何?もうこういうの無しだよ、あ~マジハズい。」


真っ赤になって頭バリバリかいてる。


子犬みたいで可愛い。


ああ、やっぱ大好きだなあ





































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