秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~

淋しいけれど

「どうだった?」


「え?」


「期末!出来た?」


あたしはぶんぶん顔を横に振った。


ここんとこ、たかちゃんと結構遅くまで喋っちゃってて、


勉強なんて出来るわけない。

多分たかちゃんも、散々に違いない。


「や~ダメダメ、ヤマ外れちゃった~。

 実技系なんてもう、目も当てられないよ。」


横須賀未来はあたしの親友。


明るくて、成績優秀。


「横ちゃんのできなかったは、あたしのできただからなあ。」



「それは、買いかぶりだよ~。

 千葉のここでの最後のテスト終わっちゃったね。」



「ん。まあ、ない方がいいものだけどね?」


「そりゃそうだ。そうだ、明日楽しみだねスカイハイランドパーク。」


「うん。」











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