秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~
「何々?暗いなあ、嬉しくないか?」
「だって能勢くん来られないって…」
「ふ~ん、彼がいなきゃ意味はない?」
「そんなことはないよ… え??」
彼なんて言ってないっしまった…
「告ったんだ?」
「え…告られた…あっ」
また、余分なこと言っちゃった。
「ふ~ん、水臭くない?これでも親友のつもりなのに。」
「言うつもりだったのよ、
明日みんなにも、
でも
何か言いにくくなっちゃって。」
「本人抜きのカミングアウトはちょっとまずいってこと?」
「うん。そう思うから。」
「それなら、今言っちゃえばいいんじゃない?
お~い!のせっち~!!」
「あああ、横ちゃん…ダメダメ!」