甘い罠-Spider or Butterfly-
笑顔が引きつって来た所でお酒のペースを上げる。
予約していたらしいコース料理もすべて出揃ったみたいで、皆も良い具合に酔っぱらっている。
お酒に弱いサキが飲み過ぎたのか、徐々に饒舌になって来た。
「やっぱね、今の日本男児は駄目ですよ。
好きなら好きって言えばいいのに!
言葉が無さ過ぎますよ!言わなきゃ解んないっつうの!」
「サキちょっと飲み過ぎ・・・」
ユリが窘めるも、サキは止まらない。
男性陣は引き気味なのか、言葉少なに耳を傾けている。
「うーん・・・男側としては逆に言って欲しいかなぁ」
コウくんが少々反論をする。
でもこれは、火に油だ。
「それが駄目だっつってんですよ!
だから草食系って言われるんですよ!」
ガタンッと勢いよくグラスを置くサキ。
いよいよ手が付けられなくなって来た。
予約していたらしいコース料理もすべて出揃ったみたいで、皆も良い具合に酔っぱらっている。
お酒に弱いサキが飲み過ぎたのか、徐々に饒舌になって来た。
「やっぱね、今の日本男児は駄目ですよ。
好きなら好きって言えばいいのに!
言葉が無さ過ぎますよ!言わなきゃ解んないっつうの!」
「サキちょっと飲み過ぎ・・・」
ユリが窘めるも、サキは止まらない。
男性陣は引き気味なのか、言葉少なに耳を傾けている。
「うーん・・・男側としては逆に言って欲しいかなぁ」
コウくんが少々反論をする。
でもこれは、火に油だ。
「それが駄目だっつってんですよ!
だから草食系って言われるんですよ!」
ガタンッと勢いよくグラスを置くサキ。
いよいよ手が付けられなくなって来た。