Helloween Night【短】
「智恵……。ここまでやらなアカンの?」
「当たり前やん!」
高坂君主催でハロウィンパーティーをする事になり、今回は駅前のカラオケボックスに来ている。
先に着替えて部屋の外で待機している男子の中にいる彼は、ゾンビのマスクを被っていた。
あたしは智恵の見立てで、シンデレラをモチーフにした水色のドレスを着て、金髪のウィッグを被る事になった。
「何でシンデレラ?ハロウィンと関係ないやん」
「魔女とか吸血鬼やったら、皆と被りそうやん?だから敢えて逆路線、みたいな?」
智恵は、雪女をモチーフにした白い浴衣っぽい衣装を着ている。
「あたし、キャラじゃないねんけど……」
「はい、ゴチャゴチャ言わない!皆、男子呼ぶでー!」
「帰りたい……」
この後、自分を見て嬉しそうにした三太を見て、のえるはちょっと嬉しくなったのだった――。
END.
「当たり前やん!」
高坂君主催でハロウィンパーティーをする事になり、今回は駅前のカラオケボックスに来ている。
先に着替えて部屋の外で待機している男子の中にいる彼は、ゾンビのマスクを被っていた。
あたしは智恵の見立てで、シンデレラをモチーフにした水色のドレスを着て、金髪のウィッグを被る事になった。
「何でシンデレラ?ハロウィンと関係ないやん」
「魔女とか吸血鬼やったら、皆と被りそうやん?だから敢えて逆路線、みたいな?」
智恵は、雪女をモチーフにした白い浴衣っぽい衣装を着ている。
「あたし、キャラじゃないねんけど……」
「はい、ゴチャゴチャ言わない!皆、男子呼ぶでー!」
「帰りたい……」
この後、自分を見て嬉しそうにした三太を見て、のえるはちょっと嬉しくなったのだった――。
END.