紅蓮の星屑
†戦士達の決意†
紅の星『フレイダー星』
かつてこの星は『邪神』と呼ばれた邪悪な神によって、滅びの時を迎えていた。
しかし人々を蹂躙する邪神から解放するべく、聖なる神が、のちの勇者と呼ばれる戦士にひと振りの白き大剣を授けたのである。
神の武器を受け取った戦士は、その大剣を使い度重なる苦難の末、邪悪な神を討ち滅ぼす事に成功した。
この時、邪神を滅ぼした大剣は黒い光を放つ黒の大剣となる。
それから数百年の時が流れ――大国同士での戦乱の世の中。
再び、邪神の復活を目論む『オーラ』と呼ばれるこの星独自に発展した力とは異なる巨大な力を持つ存在が現れた。
水面下で行われる策略に危機を感じた聖なる神は、一人の戦士に今一度、白き大剣を授けるのであった……。