ツンデレ★王子
「先輩…いますか?」


返事がない。

どうやら先輩はいないみたい。


「なんかここ久しぶりだなぁ~」


嬉しそうに辺りを見回しながら、先輩との思い出にひたる。

すると先輩がいつも座っていた席に、何かの資料が置いてあるのを見つけた。

あたしにはとても分からない難しいことが書いてある。


「先輩のかな…?」


横にはシャーペン。

ペラペラとリズムよくめくれる資料。

これはマンガの血がそそられる…

…よし!
< 135 / 251 >

この作品をシェア

pagetop