ツンデレ★王子
「…でもなんでまた?」

「なにが」

「だって興味ないって…!」

「お前は俺が男に興味があるかと思ってたのか?」

「おと…男!?」


あたしの驚いた顔を見てバカにしたように先輩が笑った。


「聞きたいのはこっちの方だ。なんで急に来なくなった」

「えと…」


言えない!

作戦だったなんて…!


「いつの間にか変なパラパラマンガ描いてるし」

「あ!見てくれました?」


ギロッとにらまれたのであたしは元のテンションに戻した。
< 139 / 251 >

この作品をシェア

pagetop