ツンデレ★王子
「へぇ~そうなんですか」


そう言ってあたしはさりげなくおじいちゃんの横に座った。


「ところでお願いがあるんですけど…」


草取りを手伝いながら次の言葉を慎重に選ぶ。

んー…なかなか次の言葉が見つからない。

なるべく図々しくなくて、一言で気持ちが伝わる言葉…


「どうしたんだい?」


おじいちゃんがせかすように聞いてきた。
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