ツンデレ★王子
お父さんにあのことを聞かされた日から、あたしは先輩に会っていない。
バスに乗る時間はずらしたし、朝会には出ないようにした。
もちろん昼休みも行ってない。
「…見つけた」
学校から帰っていると急に現われた人。
久しぶりに見る顔なのに、そんな気がしないのはなぜだろう…
「先輩…」
あたしはそう呟いたことに気付いて口を抑えた。
そして逃げ出すように歩き続ける。
「待てよ!」
先輩があたしの手首を掴んだ。
先輩の手…
どれほど恋しかったことか…
ダメだ…
何考えてんのあたし…!
バスに乗る時間はずらしたし、朝会には出ないようにした。
もちろん昼休みも行ってない。
「…見つけた」
学校から帰っていると急に現われた人。
久しぶりに見る顔なのに、そんな気がしないのはなぜだろう…
「先輩…」
あたしはそう呟いたことに気付いて口を抑えた。
そして逃げ出すように歩き続ける。
「待てよ!」
先輩があたしの手首を掴んだ。
先輩の手…
どれほど恋しかったことか…
ダメだ…
何考えてんのあたし…!