ツンデレ★王子
「…よう」


帰りにまた先輩が現われた。

でももう逃げたりしない。

本当のこと言って、二人で考える…

それがあたしがやらなきゃいけないこと。


「あの…」

「別れよう」


え……


「…待ってください!話したいことが…」

「お前のお母さんのことだろ…」

「なんで…」

「ごめん…お前がそのこと話してるの立ち聞きした…」


教室でななに話してるとき…?


「それでようやくお前が避ける理由が分かったよ…そりゃ避けるよな、自分のお母さんを殺されたんじゃ」

「そんなっ…!」
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