ツンデレ★王子
「そぉいえば愛里、どうやって学校来たの?」


一段落ついてななが思い出したように聞いてきた。


「フフ…よくぞ聞いてくれました…」


あたしは鞄の中をかき回し、一本の棒を取り出した。


「ジャジャ~ン!これで来たのです!」

「何?その棒…愛里まさか…!」

「この棒使って道が別れたときにこぉ立てて…」

「あぁ!やって見せなくていいから!十分分かってるから!」


そう言ってななはあたしから棒を取り上げた。
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