ツンデレ★王子
「…ねぇ、今回はいつまでいられるの?」

「すまん、明日にはもう出なきゃならないんだ」

「そっか…」


また一人になるのか…


「そうだ!お土産があるんだった!」


思い出したように運んできた荷物が置いてあるところへ向った。

そしてその荷物の半分以上を持って来る。


「それ全部お土産!?」

「うん、入学祝いも含めてな」


袋の中を覗いてみると何冊ものマンガが。


「たんと読めよ!」


ニコッと笑うお父さんを見て、あたしは大きくため息をはいた。

いくらなんでも多すぎでしょ、これは…
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