ツンデレ★王子
「まぁ頑張ってみれば?」

「…応援してくれるの?」

「一応ね。どうなるかおもしろそぉだし。でもその前に…」


なながあたしの頭を指差す。


「その髪どうにかした方がいいと思うけど」


不思議に思ってあたしは鞄から鏡を取り出して見てみる。

そこには今まで見たこともないようなほどに爆発した髪が。


「毎日満員バスでの登校、頑張ってね~」


ななは楽しそうにあたしが髪を直すのを見ていた。
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