出会ってしまったから
「分かった、ワンピースにするよ!」
「最初からそうすればいいんだよ」
私は丈の長い、露出が少ないワンピースを着た
「まあさっきよりは、ましだけど、丈もう少し短い方が俺は良いと思うけど」
「これでいいの!」
髪も何もせず、私は兄と外を出た
待ち合わせ場所にはもう高野先輩がいた
「高野っ」
兄が言った
「斉藤・・・」
美優まだ・・かな
「今日は幸って呼べよ」
「ちょっとお兄ちゃん」
「いいじゃん」
好きじゃないのに・・・
「いい?幸って呼んで」
高野先輩が聞いて来た
「はい・・・」
そう言うしかないじゃない・・・・