出会ってしまったから




結局・・・外を出ると先生の所に勝手に足が動いてた



何でだろう・・・・



私・・・先生から離れたくない




先生しか無理なんだよ



「斉藤・・・」



「手伝いに来た」



私は下にあるボールを拾った



先生に近づく度に私はボールを拾って行った




そして、先生の持っているカゴに入れた



「ありがと」



「・・・ううん」



「来ないかと思ってた」



「じゃあ、私の事見ないでよ・・・2階にいる私の事なんて見ないでよ」



「ごめん」



「何でそんな簡単に謝るの?もう意味分かんないよ」



「斉藤、俺こそ分からない、お前が何に怒ってるのか分からない」



「何で聞かないの?私、さっき男の人といたのに」



「男友達じゃないのか?」



「違うよ・・・」



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