出会ってしまったから
「俺でいいのか?」
「何言ってんの?先生じゃなきゃダメなの」
「俺、斉藤が好きなんだよ・・・その男よりも好きなんだよ」
「先生・・・私も好き・・・先生が大好き」
「俺だけ?」
「そうだよ!先生しか嫌」
私は目の前にいる先生に抱き着いた
「斉藤・・・何に怒ってたか、言ってくれよ」
「本当の事言っていいの?」
「ああ」
「実は・・・先生が好きすぎてもう教室の中でも先生に抱き着きたくなっちゃって」
「え・・・理由ってそれ?」
「うん・・・そうだよ?」
「何だよ・・・俺、何か悪い事したのかと思ったよ」
「先生が悪い事するはずないよ」
「斉藤が悪い生徒だもんな」
「もうっまあそうなっちゃうけど・・・」
「だから、窓ばかり見てたのか」
「うん・・・」