出会ってしまったから
先生は手を急に離した
私から離れて、先生はその場にしゃがみ込んだ
先生・・・我慢してるのかな
いいのに・・・我慢しなくたって
「先生、触ってもいいよ?」
「何言ってんだ・・・女から」
「だって・・・全然嫌じゃない」
「卒業したらな・・・」
「嫌だよ!私、先生と結ばれたい」
「斉藤・・・俺だってそうだけど」
「先生と普通の恋人になりたいよ・・・」
ついに・・・声に出てしまった
私の本音・・・
言っちゃいけないと思ってた
でも・・・もう抑えきれない
頬に涙が伝った
先生は何で私の担任なの?
そんな事を思ってしまった自分は
きっと先生を好きになりすぎたんだ