出会ってしまったから
ギリギリ間に合い、椅子に座った途端
「新入生起立」の声
はあ・・・本当ギリギリだ
校長先生の話が終わると、新しく入る先生の紹介が始まった
新しく入る先生の一人の20代の先生が話すとキャーというざわめきが起こった。
カッコイイーという声・・・
あっ本当カッコイイ―
校長先生が咳込むと、ざわめきは無くなった
「はあ・・・長かったねー」
美優は伸びをしながら足を進めた
「うん・・・本当」
「篠田先生だっけ?格好良かったね」
「あっ新しく入った先生?」
「うん、それそれ」
「うん、格好良かったね」
「まあ高野先輩には敵わないけどって感じ?」
「そんな、比べてないよ」
「ふうん・・」