自己チューなアラサー転勤族主婦の妊娠日記
10月29日(月)


 夫が仕事から帰宅し、二人で婦人科へ向かう。

 貴重な女医先生が診てくれるため、診察まで1時間半待ち。

 待合室も大混雑。つわりの吐き気を必死で抑える。




 やっと診察室へ。



「どうする?」と先生。






「産む方向で行きます」






 胎児の心拍を確認するため、診察台へ。


 私はこれが、本当に本当に本当に嫌だ!



 胎児の心臓をモニターで見る。動いていた。






「順調だから、次は産院を決めないとだね。うちはお産施設がないから、里帰り出産にするとしても、それまでの間診てくれる病院を探したほうがいいね。市民病院紹介しようか?」


「どうしても、女医先生がいいんです」

「そうかぁ。じゃあ、インターネットで色々探してみて、女医さんがいるって書いてあったら、念のため電話で聞いてみた方が確実だね。じゃあ、来週までに産院を探してきて。紹介状書くから」




 先生は、私の話を全面的に聞いてくれた。人気があるのも納得。

 ここでお産ができたら安心なのに。





 とにかく、今日は疲れた。

 家に戻るとすぐ吐き戻す。具合が悪い。



 産院探しは明日からにしよう。
















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