自己チューなアラサー転勤族主婦の妊娠日記
11月6日(火)

 昨日の体調の良さから一転、今朝は酷く具合が悪い。

 背中から鳥肌が立つ感じ。唇が紫色をしている。


 今日は夫が午前中いてくれた。

 私の代わりに実家付近にある、二、三件の産院に電話をかけ、里帰り出産について聞いてくれた。

 K病院に女医さんがいて、妊婦健診は女医さんに診てもらえるかもしれない。

 早速必要事項を書いてFAXを送った。後日、郵送で案内が届く予定。



 夫が出社して、酷いつわりに寝込んでいると、気持ちが落ちてきた。


 そのタイミングで、メール。



 相手は、中学の頃からの友人Yだった。



「一人で家にいるとき、色々と考えちゃいそうだから、用がなくてもメールとかしてちょ! 妊娠経験は無いから良いアドバイス出来ないけど悩みは聞いてあげるからさっ」


 絵文字いっぱいの可愛いメール。



 嬉しかった!



 そのあと、しばらくメールのやり取りをした。

 Yは仕事で忙しいのに、私のくだらないメールを全部返してくれた。


 K病院へは、実家近くのバス停から直通で行けると調べてくれた。




 Yのメールのおかげで、少し外を散歩してみようと前向きになった。

 スーパーへ出かけて、牛乳とブロッコリーととりむね肉を購入。

 
 帰る途中、気分が悪くなりやっとのことで帰宅。




 シチューづくり。


 ジャガイモの皮を一つ向いては座り込み、ニンジンを切っては座り込む。

 ホワイトソース作りはかなりきつかった。



 夫は喜んでくれた。



 夜、お風呂上り、顔中にできたにきびを見て、また苛立った。



















 
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