自己チューなアラサー転勤族主婦の妊娠日記
12月13日(木)

 子供の預け先を考えなきゃ、調べなきゃと思いながら手をつけられずにいる。

 忘れていれば穏やかに過ごせる。

 妊娠していることを思い出した途端、イライラが収まらなくなる。




 「母親」と言う響きを受け入れられない。女でいたい。




 どうしてこんなに嫌なのだろうか。




 そうか。




 私はまだ、何も成し得ていない。

 自分の人生で自慢できることを何一つ持っていないのだ。



 それは自分の責任だけど、だからこそやっと生まれた夢に向かって突き進もうとしていた。


 だから夫にも「夢が叶って軌道に乗ったら、子供を産んでもいいかな」と話していた。



 今の私は、社会に取り残されて夫に寄りかかって生きている。

 確実な自分の居場所がないから、不安で仕方ないのだ。


 私は夢を諦めて、それを子供に託し、子供の成長を生きがいに出来るほど、大人ではない。




 なら、もっともっと頑張らなければならない。

 だけど、私の夢はこれだけ頑張れば必ず叶うと確証のあるものではない。




 フジテレビの「結婚しない」を見ている。


 いろんな悩みの女性がいる。


 結局、ないものねだりなのかもしれない。

















 
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